やっと本日試し刷りです!。
今日のゴールはこれから制作する上で必要となるエプソンへのロゴ入れ。
多分、暫くするとインクだらけになると思いますが。
さて、今日は作業が盛り沢山。
そして重要なのは「感光」という時間の制約、定量的に把握するというシビアさ。
これからの作業において今日は重要な要素がいっぱいあります。
まずは
1.版下焼き付け_その準備(焼き時間の目処付け)
感光させるって言っても一体どのくらいの時間必要なんだろう。
光の強さ、距離、時間様々な数値的な要素があります。
何かの条件、基準を作っていかなくてはいけないので今回はこんな条件で。
a.光源(ランプ)
ケミカルライト(紫外線ライト)なども今後用意していく予定ですが、まずはフラッドランプで。
フラッドランプ(拡散ランプ)って聞き慣れない言葉かもしれませんが、映像制作、写真家であれば皆さん知っているはずです。
光が綺麗に拡散していく強力な照明。
今回用意したのは岩崎電機のフラッドアイランプ 500W
半端なくでかいライトで500w ものすごく明るいんです。
尚、版下を感光させる為の光って明るさが必要ではなく、紫外線の強さなんです。赤く明るい光は紫外線が少ないのが一般的。
このランプは3200ケルビンで色温度も低いから紫外線は少ないんです。その分感光時間は長くなる事を承知で進めます。
b.光源からの高さ
50cmで
c.時間軸と感光具合のチェック
1分ごとにテストチャートを焼けるようにしました。12分から1分まで12stepで測定。
という条件で以下のように準備完了。
いざ。テスト開始。
まずは焼き具合をテストチャートでチェック。
12分後感光したものを水で良く洗ってできたのがこちら。
これを見て判る事は6-7分程度の感光では生焼け。
12分でもいけそうな感じ。
中を取って10分から11分で感光時間を設定すると良さそう。なので10分30秒を基準とします。
2.本当の試作開始
今回用意した版下がこれ。先ほどと同じようにガラス板で固定して。
焼きます。待つこと10分30秒。
ジャーン。洗いあがったのがこちら。ちゃんとできました!!。
これを今日のゴールのエプソンに刷ると・・・こんな感じで出来上がりーです。
刷る部分の写真がない!ので今度詳しくアップします。
今回のはあくまでも試作なのでこれから以下のようなテストを繰り返していきます。
・テストエプソンでの洗濯強度テスト。(色落ちですね)
・生地への下地刷り(ホワイトベースでの下地印刷)
・インクの選定(いろんな種類のインクがあります。色も調合していきます。)
こうご期待です。